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![]() | ナンシー関大全 (2003/07/26) ナンシー 関 商品詳細を見る |
仕事で渋谷へ行ったので、帰りにパルコファクトリーで開催中の「ナンシー関 大ハンコ展」へ足を運びました。
平日の夕方の早い時間だというのに大混雑! チケットを購入して中に入ると、けっこう狭いスペースにもかかわらず、あまりの人の多さにちっとも前に進めず、全部見るのに2時間以上かかってしまった…。
さて、彼女の彫った消しゴムハンコ5000個が大集合の展覧会。 5000個ってあらためて見るとものすごい数ですよ。だって1日1個彫っても10年以上かかる。
似顔絵以外ののハンコも相当展示されていて、似顔絵以外の彼女のハンコを一度にこんなに見たのは初めてだったのですが、これが似顔絵ハンコに負けず劣らずよかったなぁ。むしろ似顔絵以外のハンコの方に、彼女の「彫る」スキルは反映されていると思う。ハンコを彫る道具も展示されていたけど、これといって特別な道具は使用していなかったみたいです。どんだけ手先が器用な人だったのか。
ハンコに添えられた一言コピーも、的確すぎて恐れ入る。彼女は、コラムニストとしても活躍したけど、どれだけ辛口の批評をしても、独特のユーモア溢れる文体と、誰もが”うすうす感じていたけど口にするのはためらわれた”ことをズパリと言い切る潔さが、七回忌を迎えた今でも人気が衰えぬ理由かもしれません。
似顔絵ハンコの対象となった人は、(たとえがなんだが)梓みちよからビル・クリントンまでと実に幅広い。昭和天皇なんてのもあったけど、あんなの彫って大丈夫だったのか…。
そーいや、先週家に遊びに来た友人(もちろんナンシー関ファン)、何が驚いたって、通販生活に連載されていた「記憶スケッチアカデミー」の投稿者の絵や名前、それに対するナンシー関のコメントをいちいち全部『記憶』していたことだ
きっと「記憶スケッチアカデミー:カルトQクイズ」とかあったら優勝間違いないよ。しかしな、脳ミソの記憶中枢の一部を『記憶スケッチアカデミー』(全2冊)に使っているといのもなんだけどな…。
単に展覧会という意味では、彼女の生前に開催された吉祥寺パルコで見た展覧会の方が企画として楽しかったけど、回顧展というものは、それぞれの思い入れのある者が足を運ぶから、楽しさだけではない格別の思いが感じられる展覧会でした。
展覧会の混雑ぶりをみると、亡くなって6年経ってなお、ナンシー関の人気は衰えないどころか、より存在感が増しているような気がしました。
ナンシー関HP『ボン研究所』:http://www.bonken.co.jp/index.html
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